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執筆者の写真棚田バンク事務局

春の農作業を始めました。

こんにちは。

いま、まつだいでは桜が見頃です。

わたしたちが田んぼの耕作をしている、大地の芸術祭の人気作品イリヤ&エミリヤ・カバコフの「棚田」にも桜が彩りを添えます。



まだ草木も顔を出した程度の棚田では、かえるの合唱がこだまし、おたまじゃくしたちの姿も見えるようになりました。

農舞台周辺の里山「城山(じょうやま)」を活動のフィールドにしているFC越後妻有のメンバーは、田畑の耕作だけでなく、今年は貴重な生き物たちの保護も行う計画で、オオサンショウウオの卵(写真の白い塊です!)を安全な場所に移動させる作業を行いました。






農作業のほうは、種まきです。

小さな種を水で温めたり、箱の中に蒔いて機械であたためたり、苗を作る作業を進めています。種は機械で蒔きますが、土のたくさん詰まった箱をあちこちへ移動させるのはなかなか大変です(今年は1,000箱以上作りました)。




田んぼは水路を掃除し水を確保したり、田んぼから杉の葉や枝を拾ったり、準備を進めています。春になっても寒い日が多く、雨降りも多かったのでうまくスケジュールどおりに進みません。

苗が育ってくれることを願いつつ、

田植えは5月15日ころから始める予定を立てています。



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