8月も終わりいよいよ収穫の時期が近づいて参りました。
まだまだセミの鳴き声も聞こえ厳しい暑さも残る妻有ですが、周りの田んぼでは徐々に稲がこがね色に色づき、秋の始まりを感じさせております。新潟県内の中でも収穫の早い地域ではお盆過ぎから稲刈りが始まり新米の出荷も始まっております。
棚田バンクの稲達はというと本格的な秋を目指して一生懸命実を膨らませている最中です。
今年の7月から8月は3週間近く雨が降らない時期があり、2年前の干ばつを思い出す心配な時期を過ごしました。8月に入ると程よく雨が降り稲も元気な姿を見せてくれておりますが、月の後半からは雨天が続いており、今度は天気のいい日が続いてくれることをお天道様に願うばかりです。今年も皆様においしいお米を召し上がって頂きたいと願い、稲達を見守っています。
近年の異常気象に振り回され毎年ひやひやする場面もありますが、その状況の中でもおいしいお米を収穫できるようにスタッフ全員で田んぼの管理を一生懸命行っております。
現在の稲の様子
現在は緑色をしていますがこれからどんどんこがね色に染まり、実も膨らんできます。
畑で取れた夏野菜達
畑ではスーパーではあまり見かけない色や形の野菜を農薬や化学肥料を使わず育てています。
農舞台の受付にて絶賛販売中です。私は丸いズッキーニが特におすすめです。
妻有の空
まだまだ夏の雲の形をしていますが夕方になるとじめじめとした空気も乾き、夜の涼しさが秋を感じさせます。
稲刈りに向けての準備も着々と進めております。
コンバインをバラバラに分解して壊れたパーツを交換、また注油やオイルを交換してあげてハードな稲刈りを絶えれるように整備をします。農業に関わる機械も私達の大事なパートナーです。
室野の棚田にて、嵐の後の夕焼け
日も短くなりいよいよ収穫の時期がすぐそこまできているのを感じると共に、季節の節目に見える景色の表情に毎年感動させられます。
百姓の一年の中で秋は一番喜びを感じられる季節です。
この喜びを皆様と妻有の地で一緒に感じられたらなと思っております。
またこの世の中で、この地に足を運べない方達にもお米を通じて秋の感動を味わって頂ければと考えております。
皆様、秋の収穫を楽しみにお待ちください。
石塚
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